| iNinja トレイラームービー制作秘話 |
| Monday, 20 April 2009 06:26 | ||||||||
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開発記その1に続き、次はプログラム編だ!と言っておりましたが、この度、iNinjaを世に広める一役になったトレーラーの最終章とも言える第4弾を公開したのでそちらの話を。
何事も、お客様に知っていただくことが重要な始まり。私も特になんの気もなく、より深く知ってしまうものはなんだろう?と思ってみると、AppBankというサイトで「無駄に美人が紹介するデモ動画」として紹介されてるムービーをまさに思わずクリックしたところ、その動画がなんと2万ビュー!も稼いでることにちょっと驚きました。
「こりゃ面白そうだ!」と思ってるうちに演劇経験者の方とのつながりも出来、「ウチもいっちょ撮ってみるか!」と意気込んでから、実際には2転3転、 最終的には4つものトレイラーが登場してしまう結果になったのですが、いろんな意味で反響の多かったこれらのいきさつをお話したいと思います。 トレイラーを作ろう!でもどうやって?
実際、どうやって作ろう?というほど難しいものでは無いですが、環境や機材を1から揃えたので、モノを選択することに時間がかかりました。 最終的に選んだソフトと機材は以下のとおり、
どれも選択する上で語るポイントはないのですが(強いて言えば、値段に見合ったものなのかを下調べするのに時間がかかったくらい)、このリストで唯一、買うだけではすまない(習得にある程度時間がかかるもの)のはFinal Cutですが、「Appleのとても素晴らしい動画編集ソフト」という已然に、Final Cutを学ぶためのインフラがあまりにも充実していて驚愕しました。
何度かブログにも書いたのですが、Apple Storeの無料セミナーか、有料でも年間1万円のクラスでほとんどの内容を学ぶことが出来る充実ぶり。Macでの物作りのしやすさと共に、そこに至るまでのステップが非常に軽快なのは改めて驚きに値します。
あとはどんなトレイラーを撮るのか?というフェーズになったのですが、思いもかけず、以外と早くアプリの審査が終わり、宣伝の準備期間と思っているウチにiNinjaが発売となってしまいました。 突然の審査終了と発売
アプリが完成して即、トレイラーの制作を始め、アプリの公開に合わせようと準備していたのですが、アプリの審査が思いの他早く終わってくれ、反面、予定していたトレイラー用の実写シーンの撮影スケジュールのが後になってたので、急遽、プレイシーンのみを編集したティーザーバージョンを用意して、発売直後に公開することにしました。
そんなこんなの急場仕込みでテロップの洗練もなく、ニコ動よろしく、フィーチャーを英語、日本語でざっと流すだけの非常な雑な内容となってちょっとへこみます。
残念ながらお蔵入り「iNinja NEWS」
CMは当初「ちょっとした寸劇もあったほうがいいかな」という思惑があったのですが、演じてくれる役者さんと話てるウチに膨らんできて、「iNinja NEWS」という切り口の寸劇と、忍者らしいアクションを撮影するという運びになりました。
結論からいうと、NEWSのほうは完全にお蔵にしてしまったのですが、脚本として台詞が多すぎて、役者さんの負担にもなった上、できたショットは間が締まらないなんとも間抜けなモノに。 軽快、爽快が売りのゲームなのにこりゃいかん、と思いつつ、アクション版を編集してるウチにすっかりiNinja NEWSは闇のモノになってしまったのでした。
編集中のある日、ゲリラトレイラーの公開
アクション版CMとして編集にいそしんでいるある日、私の知らないウチに突然iNinjaのトレイラームービーがネットに公開されていました。
これを見たのは完全に不意打ちで、全く知らないウチに、以前に急ごしらえでアップしたティーザートレイラー版を完全に編集しなおしてさっくりとアップされていました。
どう考えてもこれは友人の佐久間亮介氏の仕業だったのですが、氏はなかなか連絡のつかない人で「ありがたいというか、いったいいつの間に??」と言いたくて何度電話しても三日くらいつかまらないという変な状況に。
佐久間氏とは20年前、私が1パソコン少年、氏が当時の流行の最先端(死語)であるベーマガのライターであった時代からの付き合いで、ず〜っと氏のゲーム業界論を
しかし、このバージョンはYoutubeの圧縮映像を元に無理矢理再編集したこともあって、あちこちと劣化がひどかったので、元の素材を佐久間氏に渡して再レンダリングして欲しい、とお願いしたところ「再レンダリングじゃつまらないから、もっかい作ってみるよ」という話に。これが今回、最終章として公開のトレイラーになるのでした。 やっとトレイラー公開
そんな紆余曲折を経てやっと意図したトレイラーを編集し公開! 結局、当初考えていた、NEWS形式だったり、ナレーターによる口頭の説明は全部カットして勢いでゲームを見せきるという、割と普通な感じにしてしまいました。
しかし、役者を起用したことでゲームのポイントが引き締まって伝えられたんじゃないかと思います。
実際問題、こういった見せ方をしたのは初めてだったので、脚本、ストーリーボード、照明、撮影など、やってみるとなかなか面倒。最近のMacでのデジタルな仕事があまりにも楽になった反面、こういった物理的な仕事は途方も無く時間がかかるような気がしました。実際、これのために2週間はかかったのかな?
そもそも実写を入れたかった一番の理由はiPhoneでのゲームプレイは、従来のゲームに比べて非常に体感的なので、Wiiのようにプレイの雰囲気を体を使って表現したかった、という狙いが実現出来たのは良かったです。
佐久間氏のファイナルバージョン
そんなこんなでしばらくたったのち、ようやく佐久間氏から、元の素材を使った純粋な編集版が上がって来ました(前のはゲリラ版)
冒頭のゼペットのLOGOの使い方など、なかなか心憎いものがあります。
iNinja自体もユーザー様の声もいろいろと反映し2.0になり、それに合わせて最終トレイラーを公開!と狙っていたのですが、実際にはちょっとラグが出てしまったので、もう一ネタ載せる回想記として歴代トレイラーの紆余曲折を添えてみました。
改めて、iPhoneは非常に多くのアプリがあると同時に競争の非常に激しい分野でもあるので、Youtubeでは開発者による熱心なPRも多くあり、そういった今までにないプレゼンには私もユーザーとして胸を打たれる思いと同時に、今回は爽快な新しいゲームということを全面に押し出すために、ゲーム画面とアクション系の実写に注力したトレイラーになりました。
4つもあるのは我ながらびっくりなのですが(割と段取りの問題なんですが) それぞれの味わいをお楽しみいただければ幸いです。 iNinjaの 次回作は5月末頃、iPhone史上最大の激戦シューティングゲームが登場予定です。
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